働く前に要チェック!くそみたいなSES会社の8つの特徴

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【この記事はこんな方向けの内容です】
・SES業界に転職を検討しているエンジニア志望者
・現在のSES会社に違和感を覚えている在籍中エンジニア
・SES企業の見極め方を知りたい人事担当者


今日はズバリ、「くそみたいなSES会社」の典型的な特徴を紹介します。
転職前の企業選びや、今の会社にモヤモヤしている人は要チェックですよ。
これを読めば、怪しいSES企業に引っかかるリスクをグッと減らせます。


1. アサイン待機が長すぎる

特徴

  • 入社してから案件決定まで1~3ヶ月以上「研修」や「待機」扱いになる
  • 待機中にエンドクライアントへの顔合わせもナシ、配属先もボンヤリ

問題点

待機期間中の「無駄時間」が長引くと、スキルもモチベーションもガタ落ちします。しかも給与が出るだけマシという考え方も、長い目で見るとキャリアの停滞を招く要因に。


2. 単価・給与水準が業界最低レベル

特徴

  • 同業他社よりも月額単価が5~10万円ほど低い
  • ボーナスや残業代、各種手当もケチケチで、「給与〇〇万円以上!」の謳い文句に騙されやすい

問題点

給与水準が低いと、エンジニアとしての市場価値も上がりにくいです。加えて生活コストを圧迫されると、仕事への集中力も維持しづらくなります。


3. 教育研修制度がほぼゼロ

特徴

  • 入社時の座学研修が1~2日だけ、以降は基本放置
  • 「独学でやれ」「現場で覚えろ」が合言葉

問題点

研修やOJTが充実していないと、新人や異業種からの転身者は多くを現場任せにされます。結果、自主学習に偏りすぎて成長曲線が歪みがちに。


4. エンド直案件が一切ない

特徴

  • 100%二次、三次請けしか取っていない
  • 「誰のプロジェクトか分からない」「要件が上流から降りてこない」

問題点

二次請け以降は情報が削ぎ落とされ、要件定義の背景や全体像がブラックボックスに。あなたはただの歯車として使われるだけになりかねません。


5. マネジメントが無能すぎる

特徴

  • 営業担当が技術を理解できず、現場とコミュニケーションが壊滅的
  • 「エンジニアの声を聞く」場面がまったくなく、提案しても全部却下される

問題点

現場の困りごとが上がらずに放置され、プロジェクトは炎上寸前。結局、エンジニアが自主的に動くしかなくなり、管理コストが増大します。


6. 契約書・雇用条件がブラックボックス

特徴

  • 入社前に契約書は「雛形を見るだけ」、重要な条文は口頭説明のみ
  • 契約書に「再派遣可能」「契約解除は30日前通告」などの不利条項が山盛り

問題点

あとで「思っていた条件と違う!」と泣きを見るパターン。退職や移籍のときも不利な契約に足を引っ張られるリスク大です。


7. 手当や福利厚生が形だけ

特徴

  • 「研修手当」「資格報奨金」と謳っておきながら、申請方法は社内Wikiに載せず口頭説明のみ
  • 実際に申請しようとすると「上長承認が必要」「予算がない」とあしらわれる

問題点

福利厚生はエンジニアのモチベーションやキャリア形成に重要。形だけの制度が放置されていると、長期的に働くメリットを感じられません。


8. キャリアパスの絵が描けない

特徴

  • 「スキルを身につければ一人前」と言いながら、昇格・昇給基準が曖昧
  • 社内にロールモデルがいない、どのレベルまで成長すれば何が得られるか説明できない

問題点

ゴールが見えないと、日々のモチベーション維持が難しい。せっかく入社しても「このまま何年働けばいいのか…?」と迷走しがちです。


まとめ:くそみたいなSES会社にハマらないために

  1. 面談で具体的に聞く
    • 待機期間の平均日数、直請案件比率、研修体制を必ず質問
  2. 口コミサイトやエンジニア仲間にリサーチ
    • 実際の在籍者の声は超重要
  3. 契約書は隅々までチェック
    • 不利条項がないか、雇用条件の文言をしっかり確認
  4. キャリアパスを言語化させる
    • 「3年後にこのポジション」「5年後にこのスキルセット」と描いてもらう

SES業界には優良企業もたくさんありますが、こういった特徴に当てはまる会社は注意が必要です。
ぜひこの記事を参考に、「くそみたいなSES会社」を見極めて、納得できるキャリア選択をしてくださいね!

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